コルレス銀行・中継銀行の手数料
中継銀行が手数料を差し引く理由、経路が連鎖の当事者を決める仕組み、控除が読みにくい理由、そして不確実性を減らす実務的な方法。
直接の回答
SWIFT送金の途中にあるコルレス銀行は、受取人に届く前にそれぞれ取扱手数料を差し引きえます。送金銀行は経路を支配しないため、正確な控除額は読みにくいです。
要点
- 支払は一つ以上のコルレス銀行を通過することがあり、各行が取扱手数料を課しえます。
- 送金銀行はどのコルレス銀行を使うかを完全には支配しないため、控除は推定になりがちです。
- ゆうちょ銀行は、対象の米ドル(10ドル)・ユーロ(5ユーロ)受取に定額の中継控除を明示し、さらに生じうると注意します。
- 送金人負担の指示、現地払出プラットフォーム、受取銀行の被仕向手数料の確認で、不確実性を減らせます。
手数料が差し引かれる理由
自分の銀行と受取人の銀行に直接の関係がない場合、支払は互いに口座を持つコルレス銀行を通じて決済されます。各コルレス銀行はスクリーニング・照合・先方への転送などの作業を行い、その対価を送金から差し引いてから先へ渡します。
経路は通貨・関与する銀行・既存の関係に依存するため、送金銀行は事前に「何行を経由し、各行がいくら取るか」を正確には示せないことが多いです。だから、すべて正しくても送金がわずかに目減りして届くことがあります。
不確実性を減らす
一部の銀行は定額の中継控除を開示します。たとえばゆうちょ銀行は、対象の米ドル受取に10ドル、ユーロ受取に5ユーロと示し、さらに追加の中継手数料が差し引かれうると注意します。
実務上の手立て:請求どおり満額到着が必要なら送金人負担の区分を選ぶ(絶対の保証ではないと理解する)、コリドーが許すなら小売SWIFT連鎖を避ける現地払出プラットフォームを使う、受取銀行に被仕向手数料を尋ねる、重要な支払では少額のテスト送金を先に行い、入金額を確認してから残額を送る。
こんな方向け
- 送金が目減りして届いた方
- 満額到着が必要な請求を支払う方
この情報でできないこと
- コルレス連鎖に入らない現地払出の送金
重要な注意点
- どの手数料区分を選んでも、SWIFT送金の下流控除リスクを完全には消せません。