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投資リスクの基本

価格変動と恒久的損失の違い、主なリスクの種類、株式配分を「起こり得る円ベースの損失」に置き換える方法。

直接の回答

リスクは一つではありません。価格変動は一時的な揺れで、恒久的損失は別物です。実務的な問いは「1,000万円が一時的に600万円へ下落しても計画を保てるか」です。

要点

  • 価格変動(一時的な揺れ)は、資本の恒久的損失とは異なります。
  • リスク許容度を「耐えられる財務力(キャパシティ)」「感情的な意思」「必要リターン」に分けます。
  • ポートフォリオは、キャパシティ・意思・必要の「最も低いもの」で制約します。
  • 全額株式は厳しい相場で約50%下落し得ます。株式60%なら概ね約30%です。
  • 30%の下落は回復に約43%の上昇が必要——損失と回復は非対称です。

リスクの主な種類

市場リスクは価格全体の上下です。個別(企業固有)リスクは特定の発行体の破綻で、分散で軽減できます。信用リスクは借り手の債務不履行です。流動性リスクは、現金が必要なときに適正価格で売れないことです。為替リスクは、為替変動が外貨資産の円価値を変えることです。インフレリスクは、額面上の損失がなくても購買力が失われることです。

重要な区別:価格変動は反転し得る一時的な価値の変化ですが、恒久的損失(倒産や底値での売却)は取り戻せません。分散と時間は、失敗する集中投資よりも、価格変動に対してはるかに有効です。

キャパシティ・許容度・必要

とるべきリスク量を決めるのは3つの別々の考えです。リスクキャパシティは損失に耐える財務的な力で、安定収入のある若手は高く、取り崩し期の退職者は低くなります。リスク許容度は、下落しても計画を捨てずに耐える感情的な意思です。リスク必要度は、目標が実際に必要とするリターンです。

ポートフォリオは通常、この3つのうち最も低いもので制約します。キャパシティは高くても許容度が低く、暴落のたびに売る人は、実質的に低許容度の投資家であり、株式比率をそれに合わせるべきです。

配分を円ベースの損失に置き換える

「中程度」「積極的」といったラベルより、具体的な計算のほうが役立ちます。厳しい相場で株式が50%下落すると仮定すると(債券・為替効果を除く)、ポートフォリオの概算下落率は、株式20%→約−10%、40%→約−20%、60%→約−30%、80%→約−40%、100%→約−50%です。

自分ごとにしましょう。1,000万円(株式60%)が一時的に600万円へ下落したら、計画を捨てて売りますか?回復も非対称で、30%の下落は約43%、50%の下落は100%の上昇で元に戻ります。正直に「売ってしまう」なら、耐えられる想定損失になるまで株式比率を下げます。

こんな方向け

  • 株式・債券の比率を決める投資家
  • 下落局面で動揺しやすい人

この情報でできないこと

  • 元本保証の商品を求める人
  • 唯一の「最適配分」を求める読者
重要な注意点
  • これは例示の計算であり予測ではありません。実際の下落はより大きく長期化することがあります。

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よくある質問

NISAの中で初心者は何に投資すべき?

これは教育情報で、推奨ではありません。初心者の多くは、低コストで幅広く分散されたインデックス投信(全世界株式やS&P500など)を調べます。個別株選びより、手数料の低さと分散は自分で管理でき、リターンは管理できないためです。値は上下すること、リスクを投資期間に合わせること、近く必要なお金は投資しないことを理解しましょう。

出典